春の陽気は心地よいものですが、朝晩の冷え込みや日中の気温差など、服装選びに迷うことも多い季節です。特に体温調節が未熟な子どもは、大人以上に服装選びが大切になります。
この記事では、春の気温変化に対応できる服装選びのポイントや、年齢別にぴったりなコーディネート例をご紹介します。
【春の気温別】服装選びのポイント
春は日中暖かくなっても、朝晩はまだ冷え込む日が多いです。 また、日差しが強くなる日もあるので、気温の変化や紫外線対策などポイントを押さえて服装選びをするようにしましょう。
最高気温10度以下

最高気温が10度以下はまだまだ防寒が必要です。冬のアウターと同じものを着用させましょう。また、ロングTシャツにトレーナーと重ね着をしたり、風を通しにくい素材のボトムスを選んだりしましょう。地域によっては、手袋やマフラーも忘れずに身に着けると冷えを防げます。
さらに、日中の暖かさや暖房が効いた部屋にも適応できるよう、脱ぎ着しやすい服で重ね着するのがおすすめです。汗をかくほどの着込み過ぎには注意しましょう。
〈コーディネート例〉
0歳から1歳児: 長袖ロンパース + レギンス + カーディガン + 靴下・タイツ
2歳から3歳児: 長袖Tシャツ + トレーナー + 長ズボン + アウター
4歳から6歳児: ニット + スカート + タイツ + コート + 帽子+ 手袋
最高気温11度から15度

朝晩はまだ冷えるので、長袖をベースに、カーディガンやパーカーで体温調節をしましょう。アウターを着ない場合は、厚めの生地で風を通さないものがおすすめです。パンツは、長ズボンやレギンスが好ましいです。
〈コーディネート例〉
0歳から1歳児: 肌着+長袖ロンパース
2歳から3歳児: 長袖Tシャツ 、トレーナー、セーター + 長ズボン +アウター
4歳から6歳児: 厚手のニット + ジャンパースカート、パーカー+レギンス
最高気温20度

日中は長袖シャツ1枚で過ごせる日も増えてきます。コットン素材など、通気性の良い素材のものを選ぶと快適に過ごせます。朝晩の冷え込み対策として、薄手のカーディガンやパーカーなど軽めのアウターを着せてもいいかもしれません。
最高気温が20度以上になっている場合には、気温によって半袖と軽めのアウターで合わせるなど、適温に合わせてコーディネートしましょう。赤ちゃんにも半袖の肌着を着せてあげると快適に過ごせます。
〈コーディネート例〉
0歳から1歳児: 肌着+半袖ロンパース
2歳から3歳児: 長袖Tシャツ+ハーフパンツ、レギンス+カーディガン
4歳から6歳児: 長袖シャツ+ハーフパンツ、レギンス+ソックス+パーカー
重ね着しやすいアイテムの紹介

気温変化に対応するためにも、重ね着は春の服装選びに欠かせないテクニックです。 ここでは、重ね着に便利なアイテムをいくつかご紹介します。
【カーディガン】
薄手のカーディガンは、気温調節に最適なアイテムです。室内では脱いで、肌寒くなったら羽織るなど、簡単に体温調節ができます。
素材やデザインも豊富なので、コーディネートのアクセントにもなります。
【ベスト】
ベストは、体温調節をしながらも、動きやすさをキープできるアイテムです。袖がないので、動き回る子どもにもぴったりです。ダウンベストやフリースベストなど、素材もさまざまなので、気温やシーンに合わせて選びましょう。
【シャツ】
長袖シャツは、1枚で着たり、重ね着に活用したりと、幅広く使えるアイテムです。ボタンの開け閉めで、簡単に温度調節ができるのもポイントです。チェック柄やストライプ柄など、デザインが豊富でかさばらず、インナー、アウターと1つあるだけで便利に使えます。
まとめ
今回は、乳幼児から園児までの春の服装選びのポイントと、気温別おすすめコーデをご紹介しました。春の天気は変わりやすいですが、この記事を参考に、おしゃれで快適に過ごせる、とっておきの春コーデを見つけてくださいね!