産後パパ育休(出生時育児休業)とは?取得例とポイント
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産後パパ育休(出生時育児休業)とは?取得例とポイント

2026.04.27更新
産後パパ育休

新しい家族との生活に、楽しみと同時に不安を感じる方もいるかもしれません。
今回は、パパが育児に専念できる「産後パパ育休」と、休業中の家計を支える「出生時育児休業給付金」について解説します。ぜひご夫婦でチェックしてみてください。

「産後パパ育休(出生時育児休業)」とは?

「産後パパ育休」という言葉を耳にしたことはありますか?

正式には「出生時育児休業」といいますが、一般的には「産後パパ育休」として知られています。

この制度は、お子さんの出生後8週間以内という、ママと赤ちゃんにとって特に大切な時期に、パパが最大4週間(28日)まで取得できる育児休業です。

通常の育児休業と比べて、次のような特長があります。

  • 出産直後に限定される期間:赤ちゃんが生まれてから8週間以内という、特にサポートが必要な時期に利用できます。
  • 短期間で取得しやすい:最大28日と比較的短いため、会社との調整もしやすいのが特長です。
  • 2回まで分割取得できる:たとえば、「出産直後に2週間、その後、里帰りから戻った頃に2週間」のように、必要なタイミングに合わせて2回に分けて取得できます。なお、最初にまとめて申請する必要がある点は覚えておきましょう。

【産後パパ育休(出生時育児休業)の取得例】

例1:まとめて取得する場合

産後パパ育休の取得例

例2:2回に分割して取得する場合

産後パパ育休の取得例

※産後パパ育休(出生時育児休業)は2回まで分割でき、合計最大28日まで取得できます。

育休中も安心!「出生時育児休業給付金」

パパが産後パパ育休を取得する際、収入面が気になる方もいるかもしれません。

この制度には、家計を支える「出生時育児休業給付金」があります。

雇用保険に加入していれば受け取ることができ、休業前の賃金の約67%相当が支給されます。
通常のお給料よりは減りますが、休業中の大切な収入源になります。

手取りがほぼ同じ水準になることも

ここからは、ぜひ知っておきたい制度です。

2025年4月から始まった「出生後休業支援給付金」は、夫婦で協力して育児を行うことを後押しする制度です。

お子さんが生まれてすぐの時期に、パパとママの両方が一定期間育児休業を取得した場合、パパへの給付金が上乗せされます。

この制度を利用し、さらに社会保険料の免除なども重なると、手取り収入が休業前とほぼ同じ水準になる場合があります

「育休を取りたいけれど、収入が心配…」と感じているパパにとって、心強い制度といえるでしょう。

パパの育休は、ママにとって大きな支え

パパが産後パパ育休を取得すると、次のようなメリットがあります。

  • 心身の回復と安心感:産後の体を休めながら、不安や悩みをパパと分かち合えます。
  • 家事・育児の負担軽減:沐浴やおむつ替え、家事を分担することで、ママの負担が軽くなります。
  • 夫婦の絆づくり:育児を一緒に経験することで、夫婦の絆が深まります。
  • 経済面の安心感:制度を活用することで、収入面の不安を減らすことにもつながります。

パパへの伝え方:最初の一歩

「育休を取ってほしいけれど、伝えにくい…」と感じている方もいるかもしれません。
そんなときは、次のような方法を試してみてください。

  • まずは情報共有:「こんな制度があるみたいだよ」と気軽に話してみましょう。
  • 具体的に伝える:「退院後は〇〇を手伝ってほしい」など、具体的に伝えるとイメージしやすくなります。
  • 会社の制度を確認してもらう:申請方法や取得できる期間について確認しておくと安心です。

まとめ

「産後パパ育休」と各種給付金制度は、家族にとって大切な時間を支えてくれる仕組みです。
2025年4月から始まった新しい支援制度も活用することで、収入面の不安を減らしながら育児に取り組みやすくなりました。
ぜひご夫婦で話し合いながら、ご家庭に合った形で活用してみてください。

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#出産#育休