東京で夏を満喫したい方には、各地で開催されている夏祭りに足を運んでみましょう。本記事では、東京都内で開催されるおすすめの夏祭りを12選ご紹介します。ぜひ家族や友人と一緒に訪れて、思い出に残る夏のひとときを楽しんでください。
目次
第73回江戸趣味納涼大会うえの夏まつり
https://ueno.or.jp/summerfes2024
開催期間：2024年7月12日(金)～8月12日(振休)
開催地：東京都台東区
会場：上野恩賜公園不忍池周辺
東京・上野の上野恩賜公園では「江戸趣味納涼大会うえの夏まつり」が開催中です。期間中、不忍池そばの「水上音楽堂」では、さまざまなジャンルの音楽演奏や演劇などのライブイベントが日替わりで楽しめます。また、広い公園内では多彩なパフォーマンスが行われ、何度訪れても新しい楽しみが広がるでしょう。
一番の楽しみは、金・土・日・祝日に開催される「縁日」。射的に輪投げ、さまざまな屋台グルメまで盛りだくさんです。飲食ブースも設けられており、祭りの雰囲気を楽しみながらおいしいグルメを味わうことができます。
ソラマチこども縁日・墨田区納涼民踊大会
https://www.tokyo-solamachi.jp/event/2385
開催期間：
ソラマチこども縁日：2024年7月21日(日)～8月4日(日)
墨田区納涼民踊大会：2024年8月1日(木)～8月3日(土)
開催地：東京都墨田区
会場：東京スカイツリータウン1階 ソラマチひろば
東京スカイツリータウンでは、夏休みイベント2024を開催中。子どもから大人まで楽しめる企画が盛りだくさんです。ソラマチひろばでは、昔ながらの遊びや出店が夏季限定で登場します。子どもたちが対象ですが、大人も一緒に下町らしい夏祭りの雰囲気を楽しむことができるでしょう。
また、地元墨田区による「墨田区民納涼民踊大会」も開催され、東京スカイツリーの足元で盆踊りができます。誰でも参加可能なので、ぜひ浴衣を着て、踊ってみてはいかがでしょうか。
第50回神楽坂まつり
https://www.kagurazaka.in/kagurazaka-festival/
開催期間：2024年7月24日(水)～2024年7月27日(土)
開催地：東京都新宿区
会場：新宿区神楽坂1丁目～神楽坂上
江戸の風情が色濃く残る神楽坂で、ほおずき市と阿波踊り大会がそれぞれ2日間にわたって開催されます。まず前半の「ほおずき市」では、毘沙門天善國寺境内でほおずき鉢の販売や、子ども向けのヨーヨー釣りなどの縁日が楽しめます。門前では、近隣の飲食店や専門店が出店する屋台が32店舗も勢ぞろい。グルメの街、神楽坂ならではのおいしい料理を味わうことができます。
神楽坂まつりの後半には、「阿波おどり大会」が行われます。地元の有志による神楽坂かぐら連や、周辺企業や高円寺などの連が次々にスタート。迫力あるお囃子に合わせて、一緒に踊りを楽しみましょう。
第27回新橋こいち祭
http://www.shinbashi.net/top/koichi/2024/
開催期間：2024年7月25日(木)～7月26日(金)
開催地：東京都港区
会場：新橋駅西口周辺
「新橋こいち祭」は、地域活性化と新橋エリアで働く人々と地元住民の交流を目的に毎年開催されている夏祭りです。イベント名の「こいち」は、「小1時間、新橋で遊んで行ってください」という想いを込め命名されたものです。毎年、仕事終わりのサラリーマンたちを中心に、新橋エリアが賑わいます。桜田公園では盆踊りや「ゆかた美人コンテスト」が行われ、烏森通りでは縁日が開かれます。会場周辺には多数の屋台が並び、ニュー新橋ビル4階テラスではビアガーデンが開催されるなど、楽しいイベントが盛りだくさんです。
第21回新宿エイサーまつり
開催期間：2024年7月27日(土)
開催地：東京都新宿区
会場：新宿駅東口 / 西口一帯
「新宿エイサーまつり」では、沖縄の伝統芸能エイサーが披露されます。エイサーは旧盆の最終日に行われる念仏踊りで、無病息災や家内安全、繁盛を祈り、先祖の霊を送り出す儀式です。現在では、各地の青年団体がさまざまな工夫を凝らし、旧盆行事以外でも披露される伝統芸能として親しまれています。
当日は、参加チームが華麗な演舞を披露し、迫力満点の太鼓のリズムとフェーシ(掛け声)が新宿の街に響きます。エネルギッシュな踊りを見ているだけで心を揺さぶられ、ワクワク熱くなることでしょう。
さらに、会場では沖縄そばやオリオンビールなどの沖縄グルメも楽しむことができます。
羽田神社夏季例大祭羽田まつり
https://www.hanedajinja.com/gyouji/info_reitaisai.htm
開催期間：2024年7月28日(金)～7月30日(日)
開催地：東京都大田区
会場：羽田神社
羽田神社の夏季例大祭は、神輿の担ぎ手が3千人、さらに3万人以上の見物客が訪れる盛大な祭りです。この祭りの神輿は、通称「ヨコタ」という担ぎ方で、神輿を左右90度に倒し大きくローリングしながら進みます。右の人がはね上がると左の人がしゃがむ、これを交互に繰り返す、独特な担ぎ方です。
30日(日)午後から行われる町内神輿連合渡御(神輿パレード)では、14町会14基の神輿が3時間近くヨコタで練り歩きます。
また地元小学生等のよる「よさこい」奉納が行われたり、羽田空港の氏子である全日空と日本航空の客室乗務員数十人がボランティアとして参加し、飲み物や団扇の配布などで会場を盛り上げます。
築地本願寺納涼盆踊り大会
https://tsukijihongwanji.jp/news/9141
開催期間：2024年7月31日(水)～8月3日(土)
開催地：東京都中央区
会場：築地本願寺
築地本願寺納涼盆踊り大会は、毎年開催される築地の夏の風物詩です。境内は多くの人で賑わい、やぐらの周りに踊りの輪が幾重にも重なる都内最大級の盆踊り大会です。「大江戸助六音頭」や「法輪音頭」といったご当地曲や、ここでしか踊れない踊りも多く、多くの盆踊ラーを魅了しています。祭りを盛り上げる、迫力のある和太鼓の演奏にも注目です。
さらに、屋台では多くの場外市場の名店が出店し、「日本一おいしい盆踊り大会」としても知られています。
第45回サンシャインシティ納涼盆踊り大会
https://sunshinecity.jp/event/entry-29409.html
開催期間：2024/08/01(木)～2024/08/03(土)
開催地：東京都豊島区
会場：サンシャイン広場
サンシャインシティ納涼盆踊り大会は、地域の「明るく、健全で、活気のある」まちづくりの一環として、サンシャインシティが開業した年から毎年夏の風物詩として行われ、今年で45回目を迎えます。
当日は約6mのやぐらを囲み、地域で大事にされてきた伝統的な盆踊りが披露され、昔ながらの雰囲気を味わえます。
飲食コーナーでは、専門店街アルパの複数店舗が出店し、ドリンクやフードを販売します。
さらに、こどもミニ縁日も各日19：00～20：00に開催。小学生までのお子さま限定で「射的」や「輪投げ」を無料で楽しむことができます。
八王子まつり
https://www.hachiojimatsuri.jp
開催期間：2024年8月2日(金)～8月4日(日)
開催地：東京都八王子市
会場：八王子駅周辺
「八王子まつり」は関東屈指の山車まつりとして知られており、精巧な彫刻で飾られた19台の山車が登場します。また、市内の神社で披露される八王子市指定の獅子舞や、関東太鼓大合戦などの伝統行事も見どころ。浴衣姿の踊り手が甲州街道で民踊を披露するなど、八王子の豊かな伝統文化を存分に体験できます。
期間中は甲州街道沿いに合計約230店舗の屋台が並び、屋台巡りができるのもこの祭りの楽しみの一つです。
第59回中目黒夏まつり
http://www.e-nakameguro.com/event/natsumatsuri_f.htm
開催期間：2024年8月3日(土)～8月4日(日)
開催地：東京都目黒区
会場：目黒銀座商店街
中目黒駅近くの目黒銀座商店街通りで開催される「中目黒夏まつり」は、半世紀以上の歴史を誇り、目黒区の夏の風物詩として親しまれています。2日間にわたり行われ、阿波踊りとよさこいの両方が楽しめる日本有数の祭りです。多くの団体が区外から参加し、商店街を踊りながら練り歩きます。熱い掛け声とともに太鼓や笛の音が響く中、優雅な舞いと激しい踊りを間近で体験できる迫力は必見です。
深川八幡祭り(富岡八幡宮例大祭)
https://www.baynet.ne.jp/fukagawamatsuri
開催期間：2024年8月11日(金・祝)～8月15日(火)
開催地：東京都江東区
会場：富岡八幡宮
深川八幡祭りは富岡八幡宮で行われる例大祭で、「江戸三大祭」の一つとして知られています。深川八幡祭りは3年に1度本祭りが開かれ、昨年が本祭りにあたりました。今年は本祭りではないので、有名な「水かけ祭り」は行われませんが、5年ぶりに「子供神輿連合渡御」が行われます。「子供神輿連合渡御」は本祭りの翌年にしか見られないため、この機会にぜひご覧になってはいかがでしょうか。
また、富岡八幡宮の境内には、お祭り気分を盛り上げる屋台がずらりと並びます。神輿の熱気を浴びたあとは、屋台グルメを楽しむのもいいですね。
麻布十番納涼まつり
https://www.azabujuban.or.jp/topics/topics_event/21792/
開催期間：2024年8月24日(土)～8月25日(日)
開催地：東京都港区
会場：麻布十番商店街
「麻布十番納涼まつり」は、麻布十番を代表するビッグイベントです。この街は下町風情と近代的な高層ビルが共存する国際色豊かな場所です。麻布十番商店街が50年以上にわたり開催してきたこの祭りでは、歴史ある老舗から話題の名店までが露店を出し、全国各地の特産品や食品が楽しめる「おらがくに自慢」も開催されます。また、金魚すくいやかき氷、コメディアンによる納涼寄席など、多彩な催し物が盛りだくさんです。麻布十番らしい情緒と洗練された街並みが調和した、地元商店街の手作りの夏祭りです。
まとめ
東京ではさまざまな夏祭りが開催され、訪れる人々を魅了します。これらの祭りは、伝統的な踊りや屋台グルメ、神輿や太鼓の音頭などで、夏の雰囲気を存分に味わえます。子どもも大人も、みんなで夏ならではの風物詩を楽しんでみてはいかがでしょうか。
