春から大学生になった人の中には、これからアルバイトを始めようと考えている方も多いのではないでしょうか?
大学生はどんなアルバイトをしているのか、どれくらいシフトに入っているのかなど気になりますよね。
そこで今回は、大学生のアルバイト事情について記事にまとめました。

Q.大学生でアルバイトをしている人の割合は?

A. 68.4%

約7割の大学生がアルバイトをしています。

Q.どんなアルバイトをしているの?

A. 1位:飲食店 35.4%
  2位:塾講師や家庭教師 19.6%
  3位:販売(スーパーやコンビニ)  16.0%

1位は飲食店でした。覚えることは多いですが、業務がマニュアル化されていることが多いため未経験でも始めやすく、大学生に人気のアルバイトです。
2位の塾講師や家庭教師は、受験を経験した人であれば勉強してきたことがそのまま活かせるので、大学生におすすめです。

Q.どれくらいの時間働いているの?

  • Q.週に何日アルバイトをしている?

A. 1位:週3日 35.1%
  2位:週2日 25.0%
  3位:週4日 20.1%

  • Q.1日の勤務時間は?

A. 1位:5時間 25.8%
  2位:4時間 21.9%
  3位:3時間 14.3%

平均は1日4.8時間×週3日という結果でした。学業との両立を考えるとそのくらいが妥当でしょう。
たくさん働きたいという人も、慣れるまでは大変なので、最初は週2日程度から始め、慣れてからシフトを増やしていくのが良いでしょう。
また、1~2年生のうちに単位を多めに取っておけば、3~4年生はアルバイトに費やせる時間が多くなります。

Q.アルバイトでの月収はどれくらい?

A. 平均6.1万円

上述の勤務時間平均の1日4.8時間×週3日働くと、だいたいこれくらいの収入になりますね。
一人暮らしの場合はこのアルバイト収入だけでは生活できないので仕送りをもらったり奨学金を借りたりして生活することになります。

Q.アルバイト先を選んだ理由は?

A. 1位:シフトの融通がきく 52.7%
  2位:自宅から近い 40.9%
  3位:学業への理解がある 40.3%
  4位:給与が高い 35.9%

「シフトの融通がきく」「学業への理解がある」は大学生ならではの理由ですね。
大学生は学業が本業なので、アルバイトが忙しく学業がおろそかになってしまっては元も子もないでしょう。学業と両立できそうかどうかは重要なポイントです。
また、アルバイト先は自宅の近くで選ぶ人が多いようです。

アルバイトを選ぶときに重視したいポイント

参考までに、アルバイトを選ぶときに重視すべきポイントを5つ紹介します。

  • 仕事の内容

長く働き続けるためには、自分の性格に合った仕事や、興味のある仕事を選ぶことがポイントです。たとえば人と話すことが好きな人は接客のアルバイトを選んだり、服が好きな人はアパレル販売のアルバイトを選んだりすると良いでしょう。
また、将来就きたい仕事が決まっている場合は、その仕事につながるアルバイトを選ぶと就職活動の際に活かせるかもしれません。

  • 通いやすさ

通いやすさも仕事内容と同じくらい大切です。自宅から遠いと通うのが大変ですし、働ける時間も短くなります。学校が休みの日にアルバイトをすることも考えられるので、学校の近くよりも自宅の近くを優先して選ぶことをおすすめします。

  • シフトの自由度

大学生は大学の授業やサークル活動などでアルバイトに費やす時間があまり取れないことも考えられます。そのため曜日が固定でなかったり、週2日~OK、1日2時間~OKなどシフトの融通がきくアルバイトを選ぶと長く続けやすいでしょう。

  • 稼ぎやすさ

大学生になると通学の際の服装が私服になるので、服を買うためのお金が必要になります。また、飲み会や旅行に行く機会も増えるなど、何かと出費がかさみます。
それらの費用を賄うために、たくさん稼げたほうが良いですよね。ただ、時給の高さだけでアルバイトを選ぶと仕事がハードすぎるなどの理由で長く続けられないことも考えられます。時給の高さだけでなく、長期休暇中は集中してシフトに入れたり、長い時間働けたりする職場を選ぶと稼ぎやすいと思います。

  • 職場の雰囲気

どうせ働くなら、楽しいほうが良いですよね。自分と合う職場の雰囲気や人間関係なのか確かめるために、職場を事前に見に行ってみることをおすすめします。特に、自分と同世代の人が多いと楽しく働きやすいでしょう。

まとめ

大学生のアルバイト事情やアルバイトを選ぶ際のポイントについて紹介しました。
これからアルバイトを始めようと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

出典:株式会社マイナビ「大学生のアルバイト調査(2023年)」