梅雨の時期は高温多湿の環境で、お弁当が傷みやすくなります。新生活を始めたばかりの方にとって、お弁当作りは悩みの種かもしれません。そこで今回は、梅雨の時期から気を付けたいお弁当が傷まないためのコツを紹介します。これらのポイントを押さえれば、安心しておいしいお弁当を楽しむことができます!
目次
食材選び
1. 水分の少ない食材を選ぶ
水分が多い食材は傷みやすくなるため、なるべく避けましょう。例えば、トマトやキュウリなどは避け、代わりにカボチャやニンジンなどの水分が少ない野菜を選ぶとよいでしょう。煮物も汁気が多い調理方法になるため、避けた方がよいおかずです。
2. 抗菌作用のある食材を使う
梅雨の時期には、抗菌作用のある食材を使うことでお弁当が傷みにくくなります。お酢、生姜、梅干し、ワサビなどは抗菌効果が高いので積極的に使いましょう。
3. しっかりと火を通す・味は濃い目にする
生の食材や半生の料理は避け、しっかりと火を通すことが大切です。お肉や卵は内部までしっかり火を通し、殺菌するようにしましょう。また、味付けを濃い目にすることで、塩分や糖分が食材に染み込み水分が減るため傷みにくくなります。
調理方法
1. 調理前に手を清潔にする
調理を始める前には、必ず手をしっかり洗いましょう。手についた細菌が食材に移らないようにするためです。手を拭く布類も清潔なものを用意してください。また、調理器具も衛生管理に気を付け清潔に保つことが大切です。
2. 素手で食材に触らない
夏場は素手で食材を触ると、雑菌が増殖する可能性があります。菜箸などを使って詰めるようにしましょう。おにぎりなど素手で握っている場合は、ラップにくるんだり、ビニール手袋を使ったりして、直接触らないよう気をつけてくださいね。
3. 作り置きは避ける
できるだけその日の朝に調理することが望ましいですが、難しい場合は前日に作ったおかずはしっかりと冷ましてから冷蔵庫で保存し、翌朝に再加熱するようにしましょう。
お弁当の詰め方
1. 十分に冷ましてから詰める
温かいまま詰めると、容器の中で蒸れてしまい細菌が繁殖しやすくなり、傷む原因になります。料理は必ず十分に冷ましてから詰めましょう。
2. 食材ごとに仕切る
食材が触れ合い、汁気などが混ざると傷みやすくなります。食材同士は、仕切りを使って分けて詰めるようにしましょう。シリコンカップや仕切り板、使い捨てカップを活用すると便利です。
3. お弁当箱を選ぶ
抗菌加工が施されたお弁当箱を使うと、傷みを防ぐ効果が期待できます。また、保冷効果のあるお弁当箱だと温度管理がしやすくなります。
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持ち運びと保管のポイント
1. 保冷剤を活用する
保冷剤をお弁当箱と一緒に入れて持ち運ぶことで、温度が上がるのを防ぐことができます。特に長時間持ち運ぶ場合は必須です。保冷バックも併用すればさらに効果的です。
2. 直射日光を避ける
お弁当を直射日光の当たる場所に置かないようにしましょう。できるだけ涼しい場所で保管し、温度上昇を防ぐことが大切です。
3. 冷蔵庫に入れる
特に暑い日は、温度管理ができる環境での保管が望ましいです。職場や学校に冷蔵庫がある場合は、お弁当を冷蔵庫に入れておくと安心でしょう。
まとめ
梅雨の時期のお弁当作りは注意が必要ですが、適切な食材選びや調理方法、詰め方を工夫することで安心してお弁当を楽しめます。今回紹介したポイントを参考にして、毎日おいしいお弁当を作りましょう。