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加湿器の種類で電気代が変わる?節約できるコスパの良い加湿器の選び方

2024.12.06更新

寒い季節になると気になるのが空気の乾燥。肌や喉の調子を考えるためにも、加湿器は必須アイテムです。しかし、加湿器は暖房器具と一緒につけっぱなしになりやすい家電のため、電気代が気になりますよね。この記事では、加湿器の基本的な種類の特徴を解説しつつ、それぞれの電気代の違いを比較します。コスパ抜群の加湿器で節約しましょう。

加湿器の種類

加湿器は、大きく分けると4つの種類があり、それぞれの仕組みや特徴が違います。それぞれのメリットや特徴を理解し、自分の生活スタイルに合ったタイプを選びましょう

スチーム式

水をヒーターで加熱して蒸発させた湯気をファンで送り出し、加湿するタイプです。大量の蒸気を発生させる高い加湿能力があり、広い空間での使用に最適。水分を熱で蒸発させる仕組みのため、ある程度は衛生的に使用できます。

超音波式

超音波でミストを発生させて部屋の加湿を行います。ヒーターを使わないため、省エネ家電として人気があります。また、多くのメーカーが製品を展開しており、手軽でシンプルなものから、デザイン性に優れたおしゃれなモデルまで幅広く選べます。しかし、通常はタンクの水を除菌する機能がないため清潔にしておくために、こまめなお手入れが必要です。

気化式

フィルターに水を含ませ、ファンで風を当てて気化した水蒸気で加湿する仕組みです。自然蒸発させるタイプのものもあり、電気をほとんど使わず経済的です。自動で加湿量が調整されるため、過加湿の心配が少なく、室内環境を安定させられます。メーカーによっては、加湿に使うファンの音が大きい場合があるので注意です。

ハイブリッド式

先ほどの気化式と同じように水を含ませたフィルターを利用しますが、内蔵されたヒーターによって温められた風を当てて水分を気化させていきます。スチーム式と気化式の機能を併せて持つタイプといえるでしょう。温風を当てることで、素早く加湿することが可能です。また、フィルターを通して気化させることで、雑菌の放出を抑えながら広い範囲を加湿できます。

種類別の電気代は?

それぞれの種類の主な消費電力と1時間あたりの電気代を比較してみましょう。熱源のある加湿器は電気代が高い傾向があります。

種類スチーム式超音波式気化式ハイブリッド式
消費電力200~300W程度20~30W程度10~20W程度10~200W程度
電気代(1時間あたり)約6.2~9.3円約0.62~0.93円約0.31~0.62円約0.31~6.2円
省エネ
効率加湿が早い加湿に時間がかかる加湿に時間がかかる加湿が早い
お手入れ吹き出しなどの軽い掃除本体・フィルターのこまめな掃除フィルターの掃除フィルターのこまめな掃除

(1kWh=31円で計算)

内蔵されたヒーターで水を沸騰させて加湿するため、1番電気代が高いのはスチーム式の加湿器という結果になりました。しかし、加湿器だけで見るとコスパは悪いように見えますが、スチーム式の加湿器による高温の蒸気は、部屋の温度を上昇させる効果があるため、暖房器具とうまく併用すれば電気代が高くなりすぎるのを防ぐことも可能です。

加湿器の選び方

どの加湿器を選ぶか迷ったら、以下のポイントを参考にしてみてください。

1. 部屋の広さに合わせて選ぶ

部屋の畳数に適した加湿器を選ぶことが重要です。加湿器のパワーの差は種類によって異なります。小さな部屋ならコンパクトな超音波式、大きなリビングならスチーム式やハイブリッド式が効果的です。また、マンションやアパートなど最近の住宅は高気密なことが多いです。そのため、実際の適用畳数よりも小さめを選んでも、十分に性能を発揮してくれるでしょう。

2.  電気代を重視するなら気化式や超音波式を選ぶ

前述したように、気化式と超音波式タイプは1時間当たりの電気代が約1円程度で、長時間の利用でもコスパ良く利用できます。また、熱源がないことでお子さんがいる家庭でも安心して使えるのもこのタイプです。ただ、気化式タイプは8畳用以上には対応していない製品が多く、部屋の広さとのバランスも大切です。

3. 衛生面を気にするならスチーム式

水を沸騰させるため雑菌繁殖が少なく、衛生を保てるスチーム式は清潔に過ごしたい人におすすめです。消費電力量が全体的に高めで、製品によっては沸騰すると約1000Wに達するものもあり、電気代が高くなる点には注意が必要です。

4. コスパがいいかはランニングコストが大切

先ほど紹介した加湿器の中には、本体や電気代だけでなくフィルター代や部品代がかかる製品があります。特に、フィルターの交換時期は加湿器の種類や製品によって異なり、目安が10年のものから、約1カ月のものまでさまざまです。フィルターや消耗品の交換回数、価格まで忘れずにチェックしておきましょう。

まとめ

加湿器選びでは、種類ごとの特徴や電気代を理解し、自分のライフスタイルや予算に合ったものを選ぶことが大切です。今回ご紹介したポイントを参考に、乾燥した冬を乗り切りましょう!


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