新生活の中で「節約をしたい」と思っていても、実際に何にどれだけお金を使っているのか把握できていなければ、無駄な支出に気づかずに過ごしてしまいます。そんな時、家計簿をつけお金の流れを視覚的に理解できれば、節約の第一歩が踏み出せるでしょう。この記事では、簡単に家計管理ができるおすすめ家計簿アプリを7つご紹介します。
目次
家計簿をつけるメリット
まず、家計簿をつけることのメリットについて確認しましょう。
- 支出の見える化
何にどれだけお金を使っているかがはっきりとわかります。固定費や変動費の割合を知ることで、「使い過ぎているカテゴリーが分かる」など無駄な支出を削減するヒントを得ることができます。
- 節約の目標が立てやすくなる
支出を把握することで、節約目標を具体的に設定しやすくなります。例えば「外食費を月に3,000円減らす」といった具体的な数値目標が立てられるので、節約の成果を実感しやすくなります。
- 貯金計画が立てやすくなる
収入と支出のバランスを見直すことで、無理のない貯金計画を立てることができます。将来の大きな出費(家の購入、車の買い替え、旅行など)に備えた計画的な貯蓄が可能です。
家計簿アプリの選び方
家計簿をつけるためのツールとして、紙の家計簿やExcelを使う方法もありますが、最近ではスマートフォンやパソコンで使える家計簿アプリが非常に便利です。以下のポイントを参考に、自分に合ったアプリを選んでみましょう。
1. 使いやすさ
初心者にとっては操作が簡単で、直感的に使えるアプリが便利です。複雑な操作や入力の手間が少なく、継続しやすいかが重要なポイントになります。
2. 銀行やクレジットカードとの連携
最近の家計簿アプリは銀行口座やクレジットカード、電子マネーと連携できるものが多いです。これにより、自動で支出が反映され、入力の手間を省くことができます。
3. カスタマイズ性
支出の項目や予算設定を自由にカスタマイズできるアプリは、自分のライフスタイルに合わせて管理しやすいです。また、複数の口座や家族の家計もまとめて管理できる機能も便利です。
家計簿を続けるためのコツ
家計簿はつけ始めるのは簡単でも、続けるのが難しいと感じることがあるかもしれません。無理なく家計簿を続けられるコツを参考に、自分に合った方法を見つけることが大切です。
手軽な方法を選ぶ
アプリの自動連携やレシート読み取り機能を活用し、入力の手間を減らすことで続けやすくなります。特に、項目ごとの仕分けなどの入力は工数が多く、大変だと感じてしまうポイントだと思いますので、ズボラさんは自動で振り分けてくれるものがおすすめです。
毎日ではなく週単位・月単位でつける
毎日家計簿をつけるのが面倒な場合は、週に一度、月に一度とまとめて記録する方法もおすすめです。月に1回以上の支出を振り返る時間を作るだけで、十分な効果が得られます。
目標を設定する
「月にいくら貯金する」「〇〇のために節約する」といった目標を立てることで、家計簿を続けるモチベーションになります。無理のない範囲で、目標や月の予算設定をしてみましょう。しかし、目標を達成しなかったとしても、次の月のやりくりをアプリ上で考えられるのが家計簿を付ける特徴ですので少しずつ改善していきましょう。
家計簿管理のおすすめ7選
それでは、実際に使いやすい家計簿管理のおすすめアプリを7つ紹介します。それぞれの特徴を比較し、自分に合ったものを選びましょう。
1. マネーフォワードME
「マネーフォワード ME」は、利用者数が1,500万人を突破している日本で人気の高い家計簿アプリの一つです。銀行口座やクレジットカード、電子マネー、証券口座など、2,531以上の金融機関と連携が可能で、自動で収支を管理してくれます。また、毎月の支出をグラフで視覚的に表示してくれるため、無駄な出費が一目でわかります。
- メリット:自動連携、グラフ表示が豊富、通知機能、レシート自動読み取り
- デメリット:一部機能が有料(データの閲覧期限、金融機関の制限なし、連携先の更新など)
- 料金:基本無料、プレミアムサービス月額500円
2. Zaim
Zaimはシンプルで使いやすい家計簿アプリです。金融機関との連携機能に加え、レシート撮影による自動入力機能も搭載しており、キャッシュレス派さんも現金派さんも手軽に支出を記録できます。デザインがシンプルで初心者でも使いやすいのが特徴です。
- メリット:レシート自動入力、シンプルで使いやすい
- デメリット:高度な分析機能は少なめ
- 料金:基本無料、プレミアム月額400円(一生黒字プランなど)※学生は1年間無料
3. Moneytree
Moneytreeは、金融機関やクレジットカードとの自動連携ができ一元管理が簡単に実現するアプリです。さらに、AIが明細を学習して自動的に支出をカテゴリ別に振り分けるので、管理がしやすい強みもあります。また、プランによっては個人の収支だけでなく、ビジネス用アカウントも一緒に管理できるため、個人事業主やフリーランスをしている方におすすめです。
- メリット:個人とビジネスの両方を管理可能、Ⅴポイントなどポイント管理も対応
- デメリット:家庭向け有料プランでの機能拡充が少ない、iosのみ対応しているプランがあるので要注意
- 料金:基本無料、下記の3つのプラン一覧。
Moneytree Grow 家計管理サービス 月額プラン 360円・年額プラン 3,600円、Moneytree Work 経費精算サービス 月額プラン 500円・年額プラン 5,400円、Moneytree Corporate 法人口座サービス 月額プラン 4,980円・年額プラン 49,800円
4. おカネレコ
おカネレコは、手軽さを重視したシンプルな家計簿アプリです。無料プランでは自動連携がなくすべて手入力となりますが、その分、自分のペースでしっかりと支出管理ができるため、節約意識を高めるのに役立ちます。また、入力した家計簿をAIが分析し、スマート家計AIアドバイザーとして家計全体に対してアドバイスをしてくれます。月の振り返りにぜひ、活用してみましょう。
- メリット:シンプルで使いやすい、アドバイス機能やお金の勉強ができる
- デメリット:すべて手入力(自動連携は有料)、AI機能はiosのみ対応
- 料金:基本無料、クラウド会員 月額480円
5. Dr.Wallet
Dr.Walletは、レシートの写真を撮るだけで、スタッフが内容を手入力してくれるアプリです。手入力が面倒な方や、正確な入力を求める方におすすめです。手間なく正確に家計管理ができます。また、クレジットカードなどの情報も無料で自動取得することができます。
- メリット:レシートの手入力サービスによる正確性、クーポンがもらえる
- デメリット:即時性に欠ける場合がある
- 料金:基本無料、月額プレミアム 月額600円
6. 家計簿レシーピ
レシートを撮影し支出・収入の管理を簡単にできるアプリです。支出グセの分かる分析機能が充実しているため、家計簿初心者さんに特におすすめ!また、動物のイラストが特徴的で、ついつい見てしまうかわいさがあります。かわいいキャラクター達と一緒に、お金の管理の習慣化を実現していきましょう。
- メリット:レシート自動入力、分析機能が充実
- デメリット:銀行口座との連携ができない
- 料金:基本無料
7. OsidOri
夫婦でお金の管理を共有できる機能が特徴的なのがOsidOri(オシドリ)。家族のための貯蓄管理など、二人で話し合っていきたいと考えている方におすすめのアプリです。さらに、共有ページの他に自分だけが見られる専用ページも同時に開設が可能なため、個人の資産管理にも適しています。
- メリット:共有ページ、個人ページの両方を持てる、銀行口座の自動連携
- デメリット:レシートの読み取りができない、項目カスタマイズなど自由度が少ない
- 料金:基本無料、プレミアムプラン「家族利用」と「個人利用」で、「年額プラン」と「月額プラン」あり
まとめ
家計簿をつけることで、支出の把握がしやすくなり、節約への第一歩を踏み出すことができます。アプリを活用することで、手軽に続けられる家計管理を始めてみましょう。
節約には電気契約の見直しも効果的!
電気代を安く抑えるためには、契約している会社やプランの見直しも効果的です。
ストエネでは、他社から乗り換えの方限定で電気代が安くなるプランをご用意しております。
お申込みはWebから簡単!24時間受け付けております。