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新生活は排水口に要注意!入居したらすぐにやるべき5つのこと

2025.01.14更新

新生活にワクワクする一方で、初めての一人暮らしに不安はつきもの。その際、意外に見落としがちなのが「排水口」の確認です。排水口のトラブルは、後の水漏れやカビの原因となり、結果的に水道代や修理費用の増加につながります。そのため、この記事では排水口に焦点をあてて、快適な新生活を送るための注意点と豆知識をご紹介します!

入居したらすぐにやるべきこと

1. まずは現状チェック!

入居直後は、不動産会社がきれいに清掃してくれている場合が多いですが、念のため排水口の状態をチェックしておきましょう。

〈チェックポイント〉

  • キッチンシンク:水の流れ、排水口の周りの汚れやぬめり、ニオイ
  • 洗面台:水の流れ、排水トラップの汚れ具合
  • お風呂場:髪の毛や石鹸カスなどの詰まりがないか、排水口のニオイ

2. 汚れを徹底的にリセット!

前の入居者の汚れが残っている場合もあるので、気持ちよく新生活をスタートするためにも、自分で一度きれいに掃除しておきましょう。

〈おすすめ掃除方法〉

重曹+クエン酸

環境にも優しく、排水口の汚れやニオイに効果的です。水あかや黒ずみは重曹の粉を振りかけてスポンジで擦り洗いをしていきます。水あかの付きやすい蛇口部分などはクエン酸水を作り、拭きあげていきましょう。

市販の排水口クリーナー

水の流れやニオイが気になる場合は、排水管の中を強力な洗浄力を持つクリーナーで、頑固な汚れもスッキリ落としましょう。

3. 排水口のゴミ受けを選ぶ

排水口のゴミ受けは、備え付けの場合がほとんどですが、形や素材によっては手入れが大変な場合があります。使い方や掃除の頻度を考慮して、備え付け以外のものを設置することを検討してみるのも一つの方法です。

〈排水口のゴミ受け選びのコツ〉

(1)排水口の直径・ワントラップまでの深さを測る

適切な大きさを確認します。ワントラップと水切りが一体型のものは、同じタイプのまま素材を変えるのがおすすめです。

(2)使いやすい形を選ぶ

浅型・深型の2種類があります。浅型は深さがないため手入れがしやすく、ゴミの量の確認も簡単です。また、ゴミ受けが小さいことでこまめなゴミ捨ての必要があるため、ニオイやぬめりは発生しにくくなっています。

深型は、まとめて捨てたい方におすすめです。しかし、温度の高い時期や掃除頻度によっては、ニオイやぬめりが発生しやすく、こまめな掃除は必須でしょう。

(3)掃除しやすい素材を選ぶ

主な素材は、ステンレス・プラスチック・銅の3つが挙げられます。

  • ステンレス:さびにくく漂白剤などの洗剤による変色の影響もほとんど受けません。水あかが目立つので、定期的にクエン酸を使って汚れを拭きましょう。
  • プラスチック:100円ショップなどで安く手に入れることができる素材ですが、油汚れが落ちにくかったり、雑菌の繁殖がしやすかったりとデメリットも多くあります。定期的に買い替えたい場合におすすめです。
  • :銅から溶け出すイオン効果により、雑菌の繁殖を抑えられるため衛生的です。

4. 汚れ予防で快適ライフ!

排水口の汚れや詰まりは、日常生活に支障をきたすだけでなく、悪臭の原因にもなります。日頃から詰まらないようあらかじめ対策することが大切です。

〈具体的な方法〉

生ゴミ・油を流さない

野菜など生ゴミが出る時は、水に濡らさずに新聞紙を入れた袋に直接捨てるとニオイを防ぎます。また、油汚れは洗う前にキッチンペーパーで拭き取るのがおすすめです。

排水口ネット

髪の毛やゴミをキャッチして、詰まりを防ぎます。こまめに交換するのがポイントです。

50度程度のお湯

定期的に50度程度のお湯を排水口に流すことで、油汚れを分解し、詰まりを予防します。

5. トラブル発生!そんな時は…?

排水口が詰まってしまったり、水漏れが発生したりした場合には、自分で解決しようとせず、まずは管理会社や大家さんに連絡しましょう。管理会社・大家さんの電話番号など トラブル発生時に備え、すぐに連絡できるよう引越しの際にあらかじめ控えておきましょう。

排水口のトラブルは、水道代や修理費用がかさむ原因にもなります。日頃から適切な掃除・メンテナンスを行うことで、快適な新生活を送ることができます。

水回りの節約術

排水口のトラブルを未然に防ぐ以外にも、節水アイテムを使うことでも節約効果があります。

  • 節水コマ:蛇口の水量をコントロールできるアイテム。しかも、水道局の窓口で無料配布されています。レバー式水栓では使用不可のため確認しましょう。
  • シャワーヘッド: 節水タイプのシャワーヘッドに交換するのもおすすめです。製品により異なりますが、節水効果の高いものだと節水率50%以上を誇ります。
  • バスポンプ:お風呂の残り湯を洗濯で活用するのに重宝するアイテムです。洗いあがりのすすぎの水は水道水で行い、その他の洗濯に使う水への活用がおすすめです。

まとめ

新生活では、排水口の管理も重要なポイントです。この記事を参考に、排水口を清潔に保ち、快適で経済的な新生活を送りましょう!

この記事のタグ
#一人暮らし#引越し