秋空の下、風を切って走るサイクリングは、運動を始めたい方にぴったりのアクティビティです!運動不足解消、景色を楽しめるなど、まさに良いことづくめの時間を過ごせるでしょう。しかし、「最適なコースが分からない…」という悩みもつきもの。この記事では、必要な持ち物や注意点、そして関東近郊のサイクリングコースを6つご紹介します!

サイクリングの準備を始めよう!

1. 自転車の準備はOK?

まずは自転車を用意しましょう。 ロードバイク、クロスバイク、マウンテンバイク、電動アシスト自転車など、種類もさまざまですが、長い距離を走るのに長けているものがおすすめです。自分の体力や走りたいコースに合わせて選びましょう。

「購入するにはハードルが高い」「サイクリング用の自転車を持っていない…」 といった方は、レンタサイクルの利用がおすすめです。最近は、スポーツタイプの自転車を貸し出す場所も増えています。1回3,000円から数千円と、比較的始めやすい価格の場所も増えていますので、1度試乗してみるといいかもしれません。

2. 服装は動きやすさ重視!

サイクリングには、サイクリング専用ウェアの購入がおすすめです。体にフィットし走行中の風の抵抗が少なかったり、トンネルや夕方以降の走行時に車のライトが反射する素材が使われていたりと、機能性、安全性に優れています。

サイクリングウェアを持っていない場合でも、動きやすくタイトめな風の抵抗が少ないもの、汗をかいても乾きやすいものをウェアとして選びましょう。

3. どんな持ち物が必要なの?

サイクリングは常に動いているアクティビティのため、あらかじめ準備をしていくことでスムーズにコースを巡れるでしょう。主な準備物は下記です。

  • ヘルメット:万が一の転倒の際、頭を守ってくれる大事な装備です。ヘルメットを被ることに抵抗がある方もいるかもしれませんが、速いスピードで走るバイクは初心者であっても通常走行で約24km/時のスピードが出ています。ヘルメットは備えておくべきといえるでしょう。また、2023年4月1日からすべての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務となっています。
  • グローブ:汗でハンドルが滑るのを防いでくれるので、事故防止に役立ちます。もしもの転倒の際にも、手を守ってくれますよ。また、秋から冬にかけては防寒具としても手を温めてくれる効果もあります。
  • サングラス:サングラスなどアイウェアも必須です。走行中にごみや虫が目の中に入る恐れや日差しによる目への負担もあります。通常走行でもかなりのスピードが出ているため、目が開けられないといったリスクがないように準備をしておきましょう。
  • ライト:サイクリング用の自転車はライトが標準装備されていません。ライトは、前方、後方どちらからでも自身の存在を歩行者や自動車運転者へ知らせる大切な装備です。走行する際のルールでもありますので、ライトとテールライトの2種類を用意しておきましょう。レンタサイクルであれば装備されているので、そのまま利用することができます。

  • 飲み物:500mlのペットボトルを持っていきましょう。30分に1回程度のこまめな水分補給は必須です!身軽に動くためにも無くなったら捨てられるペットボトル飲料がおすすめ。
  • パンク修理用工具キット:サイクリングは何があるか分かりません。パンクに備えて修理工具があるとよいでしょう。また、パンク修理の仕方も覚えておくとスムーズに作業できるので、事前に確認しておくと安心です。
  • 健康保険証:転倒や事故など万が一の事態に備えて持っておきましょう。レンタサイクルでの身分証明書として使うこともできます。
  • 日焼け止め:特に晴れた日は必須です。日差しを浴びるアクティビティになりますので、対策しておきましょう。
  • 帽子:日差し対策に持っていきましょう。
  • タオル:長時間のサイクリングだと汗もかきますので、グリップが滑らないよう定期的にタオルで拭きましょう。

4. サイクリングの注意点

  • 交通ルールを守る:自転車は車両です。信号を守り、一時停止はしっかり行いましょう。
  •  歩行者に注意:歩行者の邪魔にならないよう、人がいる際は徐行運転を心がけましょう。
  • 無理のない計画を: 自分の体力に合った距離やコースを選びましょう。
  • こまめな休憩を取る: 無理せず、こまめに休憩を取りながら楽しみましょう。

初心者におすすめ!東京サイクリングコース6選

1. 明治神宮外苑

渋谷区にある緑豊かな神宮外苑周辺が、日曜・祭日はサイクリングコースとして開放されています。銀杏並木の黄色に染められた美しい景色を楽しみながら、秋を感じる快適なサイクリングを楽しんでみてください。現在、自転車の貸出を行っていないので自分の自転車を持っていきましょう。

場所:東京都新宿区霞ヶ丘町1-1新宿区

営業時間:通年入園自由(施設により異なる)

定休日:施設により異なる

https://www.j-cycling.or.jp/about/jingu.html

2. 代々木公園

園内の決められたサイクリングコースを走ることができます。代々木公園では自転車の貸出を行っており、大人用、子ども用とサイズを選べる体の大きさに合わせて選べます。また、親子やカップルでも楽しめるタンデム(2人乗り)もあり、幅広い年齢の方が楽しめる公園です。

場所:東京都渋谷区代々木神園町2-1渋谷区

営業時間:通年 入園自由(事務所は8:30~17:15)

定休日:無休

https://www.tokyo-park.or.jp/park/yoyogi/facility/index.html

3. 光が丘公園

公園のシンボルは、樹齢100年を越す全長約200mのイチョウ並木。秋には黄金色の道となる人気スポットで、多くの人で賑わいます。秋の風景を眺めながらゆったりと走る休日を過ごしてみましょう。

場所:東京都練馬区光が丘4丁目1-1

営業時間:通年入園自由

定休日:無休

https://www.tokyo-park.or.jp/park/hikarigaoka/index.html

4. 若洲海浜公園

若洲海浜公園は、いつ見ても美しい東京ゲートブリッジが見渡せる景観の良さが魅力です。総延長約6㎞サイクリングロードでは、海辺のゆったりとしたきれいな景色はもちろん、東京ディズニーリゾートや富士山などさまざまな絶景が眺められます。ぜひ、サイクリングをしながら周りの景色を楽しみましょう。

場所:東京都江東区若洲3-2-1

営業時間:終日

定休日:無休

https://www.tptc.co.jp/park/03_07

5. 井の頭恩賜公園

東京にある公園ですが緑いっぱいのスポットで、春夏秋冬、季節ごとの花々が楽しめます。秋には、ヒガンバナと紅葉が見頃です。吉祥寺駅にあるシェアサイクルを使って、園内にあるジブリ美術館や井の頭自然文化園などの施設を巡りましょう。子どもから大人まで一日中通して楽しめる公園ですよ。

場所:東京都武蔵野市御殿山1丁目18-31武蔵野市

営業時間:通年入園自由

定休日:無休

https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jimusho/seibuk/inokashira

6. 国営昭和記念公園

総延長14kmのサイクリングコースがあり、広い園内を自転車でゆったりと見て回れます。レンタサイクルもあるので、すぐに利用できて便利です。こちらの公園では、秋になると公園内は秋の景色に染められ、9月~10月には「コスモスまつり」、11月に「黄葉・紅葉まつり」とイベントが開催されます。秋ならではの風景と一緒に、気持ちの良いサイクリングを堪能しましょう。

場所:東京都立川市緑町3173

営業時間:通年9:30~17:00(時期、イベントにより異なる)

定休日:無休(年末年始、1月の第3月曜日から金曜日)

https://www.showakinen-koen.jp

まとめ

この記事では、サイクリング初心者の方に向けて、必要な持ち物や注意点、そしておすすめのサイクリングコースをご紹介しました。この記事を参考に、ぜひサイクリングを楽しんでみてください!