進学、就活、結婚、、人生の節目で訪れる新生活。慌ただしく過ぎていく毎日ですが、そのスタートを切る準備は整っていますか?ここでは、引越し後に生活を始めるにあたって必要となる準備や簡単に確認ができるチェックリストをまとめてご紹介いたします。準備がまだという方はぜひ、参考にしてみてください。

新生活前に!簡単チェックシートで確認

自分が該当する手続きをしっかりと確認しましょう。購入が必要な家電は、備え付けがあるかによって変わるのであらかじめ新居の備え付け設備を含めて確認しましょう。

手続き事項

□搬入前の掃除業者への依頼
□生活インフラの準備(電気・ガス・水道・インターネットなど)
□転入届、転出届、転居届の提出(役所で手続き)
□マイナンバーカード、パスポート、運転免許証などの住所変更
□国民健康保険や国民年金、印鑑登録など各種手続き(役所で手続き)
□携帯電話の住所変更
□銀行口座・クレジットカードの住所変更
□保険サービスの住所変更
□荷物が届くサービスや通販サービスなどの送付先住所変更

新生活に必要な家電

□冷蔵庫
一人暮らし目安:100L~200L
二人暮らし目安:300L~400L
ファミリー目安:400L以上

□洗濯機
一人暮らし目安:5~6㎏
二人暮らし目安:7kg
ファミリー目安:10kg以上

□炊飯器
一人暮らし目安:3合
二人暮らし目安:3~5.5合
ファミリー目安:5.5合以上

□掃除機
□電子レンジ
□照明
□ガスコンロ / IHクッキングヒーター(IHコンロ)

新生活に便利な家電

□テレビ
一人暮らし目安:20~32インチ
二人暮らし目安:32~40インチ
ファミリー目安:40~50インチ以上

□電気ケトル
一人暮らし目安:0.6~0.8L
二人暮らし目安:0.8L
ファミリー目安:1L以上

□ドライヤー
□ヘアアイロン
□シェーバー
□エアコン
□扇風機 / サーキュレーター
□除湿器
□パソコン
□プリンター
□衣類スチーマー
□アイロン

新生活に向けた準備(引越し前)

新生活をいざ始めるぞ!と張り切っても、不便な環境では順調なスタートを切ることができません。そこで、はじめに新居への引越し前までにやっておくとスムーズな作業をご紹介します。

1. 搬入前の掃除

引っ越し作業が始まると、荷物が増え新居の掃除がしづらくなってしまいます。前の入居者が退去してから時間が経っているとホコリやごみが残っている可能性があるため、荷物の搬入前に掃除しておきましょう。

2. 生活インフラの準備

引越し当日より前に、電気・ガス・水道・インターネットなどの生活インフラの準備は忘れずに完了させておきましょう。これらの生活インフラは、引越しの最中も利用することが多いため、引越し当日には利用できる環境にしておくのが理想です。例えば、段ボールで手が汚れて洗面所で洗い流したり、夜に引越しの場合は灯りがないと部屋に荷物を運び込むのが困難になります。そのため、引越し日当日より前に利用開始の手続きをしておくと安心です。

2月〜4月は引っ越しが特に多くなる時期ですので、各サービスのお問い合わせ窓口へ連絡しても繋がらないといったことがあります。引越し日の2〜3週間前には、旧住居で契約している事業者へ連絡を行いましょう。早めに準備をする場合は、Web(インターネット)からのお手続きが可能な会社が増えてきているので、一度ご契約中の事業者を調べてみてください。

また、ガスは入居後にガス事業者が開栓作業や点検を行うため、入居者の立ち合いが必要な場合があります。ガスの種類や建物の構造により対応が異なりますので、契約しているガス事業者へのお問い合わせ時に立ち合いが必要かどうか確認をしましょう。

新生活に向けた準備(引越し後)

引越し作業が終わったら、できるだけ早めに各種手続きを行いましょう。引越し後、期限付きの手続きもあるので注意が必要です。

1. 転入届およびマイナンバーカード(役所)

市区町村をまたぐ引越しの場合は、引越し日から14日以内に前住所の役所でもらった転出証明書と印鑑を持参して、新住所の市区町村役所の窓口で手続きを行いましょう。

2. 各種必要な手続き・住所変更(役所)

国民健康保険や国民年金、印鑑登録など役所で必要な手続きを行いましょう。役所で必要となる手続きは、それぞれの自治体・各個人の状況によっても変化するので、自治体のホームページや窓口にて必ず確認をしましょう。

3. 自動車を持っている方の手続き(免許センター、警察等で手続き

運転免許の住所変更や自動車保管場所証明(車庫証明)申請手続きなどを行いましょう。自動車のことは忘れがちですが、住所変更後から期限がある手続きもあるので気を付けましょう。

  • 警視庁 更新手続きの場所

https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/koshin/kisai00.html

  • 警視庁 警察署窓口での保管場所証明申請・届出手続

https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/tetsuzuki/kotsu/hokan/syako_tetsuzuki/index.html

4. 携帯電話の住所変更

契約中の会社の店舗またはインターネットなどで手続きが行えます。

5. 銀行口座・クレジットカードの住所変更

銀行では、窓口、電話、インターネットなどで手続きが行えます。クレジットカードは、カード裏面にある電話番号に連絡しましょう。

6. 保険サービスの住所変更

基本的に書類が不要となっている場合が多く、お客様用マイページやWEB、電話から住所の変更手続きを行いましょう。また、転居前の住所で火災保険に入っていた場合、解約が必要となりますので確認を行いましょう。

7. 荷物が届くサービスや通販サービスなどの住所変更

荷物が届くサービスの住所変更も各サービスごとに事前に行いましょう。もし、住所変更を忘れて前の住居に届いてしまった場合、転送費用がかかることがあるので確認を忘れずに。

新生活時に必要な家電は?

ナチュラルインテリアの参考にしたいInstagramアカウント

簡単チェックシートに記載のように、生活に絶対必要な家電もあれば、あると尚よしといったものも存在します。自分に最適なものを選びましょう。

まず、冷蔵庫や洗濯機、掃除機、照明、ガスコンロ / IHクッキングヒーター(IHコンロ)など大型の家電や掃除用具は必須で用意しておくと生活で困ることは少ないでしょう。家で料理をしようと考えている方は、電子レンジや炊飯器があると調理が楽になるので検討しておきたいですね。

便利な家電として挙げたテレビやドライヤー、季節家電などは焦らずに必要となったタイミングで買うことをおすすめします。引越しやその他の大型家電、家具を揃えるだけでもお金がかかりますし、新生活を始めたら思ったより使わないなとなってももったいないです。生活が安定してきてから、必要なものを再度洗い出して買い揃えていき、無駄な買い物を防ぎましょう。

新生活が始まると、新しい環境や慣れない作業でバタバタしてしまい、やらないといけないことも後回しになりがちです。簡単にチェックリストで確認して、引越し後の新生活を少しずつ進めていきましょう。