新生活が始まり、期待に胸を膨らませる一方で、一人暮らしの不安を感じている方もいるのではないでしょうか?特に、防犯対策は安全な暮らしを守る上で非常に重要です。この記事では、新社会人の方向けに、簡単にできる防犯対策をご紹介します。自分の身は自分で守る!少しの意識と工夫で、安全で快適な新生活を送りましょう。
目次
一人暮らしの防犯対策:基本編

まずは、基本的な防犯対策として、以下の5点を意識しましょう。
戸締りを徹底する
少しの間の留守でも危険があることを忘れずに行動することが大切です。
- 玄関ドアの施錠はもちろん、窓やベランダなども忘れずに施錠する。
- 部屋に入ったら、すぐに施錠する習慣を身につける。
- 短時間でも外出する際は、必ず鍵をかけて出かける。
- 窓は補助錠を取り付けるなど、二重ロックにするとより効果的。
不用意に個人情報を出さない
フルネームが分かってしまうだけで、性別や他の個人情報が特定される恐れがあります。表札は出さないもしくは苗字だけなど、細かいところまで配慮が必要です。
- ゴミ出しの際は、個人情報がわかるものはシュレッダーにかけるか、見えないように袋に入れるようにしましょう。
- 宅配便の受け取りの際は、名前ではなく、苗字だけを伝えるようにしましょう。
- 表札には何も記載しないのが一番です。出す場合は苗字だけにしておけば十分です。
- SNSに自宅の住所や間取りなどの個人情報が特定できるような情報は載せないようにしましょう。写真の撮影場所情報もオフに設定しておくようにしましょう。また、今いる場所をオンタイムでSNSに文章や写真で投稿することも危険です。
- 近くのコンビニでアイスを1つだけ購入するのも危険です。アイスは溶けやすいため、家に近いコンビニであることが分かりやすく、個数も1つだけだと1人暮らしであることも悟られてしまいます。
周囲の状況に気を配る
状況に応じて、臨機応変に対応しましょう。安心・安全に過ごせることが大切です。
- 自宅周辺に不審な人物や車がいないか、注意を払いましょう。
- 特に、夜間の一人歩きは危険なので、なるべく明るい道を通るようにしましょう。
- 不安を感じたら、無理せずタクシーを利用するなど、安全を最優先に行動しましょう。
- イヤホンをして音楽を聞きながら、歩くのはやめましょう。
- スマホを見ながら歩くのはやめましょう。
衣類をベランダに干さない
人からは見えない場所と思っていても、隣のアパートの高さからは見えたり、思いがけないところから見られていたりする可能性があります。ベランダは家の中の1つと思わず、他人からの目に注意しましょう。
- 洗濯物を外に干すと女性の服装と分かってしまいますので、外に干さないもしくはカジュアルなものや男性用の服と一緒に干しておくと安心です。
- 干しっぱなしにせず、その日のうちに取り込むようにしましょう。留守だと思われる可能性があります。
相手を確認してからドアを開ける
インターホンが鳴ったからと、相手を確認せずに外にでるのは危険です。
- カメラ付きインターホンがある部屋を選び、顔を確認してから出る。
- ドアチェーンをかけたまま対応する。
- 宅配ボックスや指定取り置き場所から荷物を受け取り、直接荷物を受け取らない。
- 知らない訪問者や身に覚えのないインフラ業者は応答しない。
一人暮らしの防犯対策:防犯グッズで安心度UP!
基本の対策に加えて、さらなる安心を得たい方は、防犯グッズを利用した対策も検討してみましょう。一人暮らしの部屋に簡単に設置できるものも多いため、防犯強化は意外にも煩わしいものではありません。
1. のぞき見防止用ドアスコープカバー

ドアスコープがあるお家では、カバーを利用するのがおすすめです。ドアスコープは、一般的に内側から外側を覗くものですが、驚くべきことに外側から内側が覗ける場合があるのです。
そのため、利用するとき以外はドアスコープカバーをしておくと安心です。カバーがない場合は、透け感のないテープやマグネットを利用して塞いでおきましょう。
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- ノムラテック|N-1257 [のぞき見防止金具] https://www.yodobashi.com/product/100000001002822472
2. ポストガード

部屋の覗き込みは、ドアスコープだけでなく、ドアに設置されたポストからされる可能性があります。ポストガードを設置するなど、郵便物の受け取りを妨げないよう工夫して防犯しましょう。
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3. 防犯フィルム

窓ガラスに貼ることで、ガラスを割れにくくし、侵入を防ぎます。最近では、比較的安価で手軽に設置できるものも増えています。
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4. サムターン防止カバー

サムターン回しとは、玄関ドアにドリルを開けて、細い棒でつまみを開けてしまう開錠方法です。不正侵入時に利用される手法の1つですが、カバーを使って防止することができます。慎重になりすぎ?と思われるかもしれませんが、比較的手に入る道具で行われてしまうため対策しておくと安心です。
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5. 補助錠

玄関や窓などの施錠を強化してくれるグッズです。専用の鍵で開けるタイプや指紋で開けるハイテクなものなど、さまざまな種類があります。賃貸なら、穴を開けずに設置できるタイプのものが、取り付けが簡単でおすすめです。
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6. センサーライト

人の動きを感知して点灯するため、不審者の侵入を防止する効果があります。
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7. 盗聴器発見器

入居前、引越し後に盗聴器発見器をしておくことで、危険から身を守ります。購入後は、定期的に部屋の中を調査して、問題ないか確認しましょう。
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- Yao−yoroz|盗聴器発見器 https://item.rakuten.co.jp/smilefamily/jshel-lq-24
ホームセンターやインターネット通販などで、自分に合ったものを探してみましょう。
まとめ
この記事では、一人暮らしの防犯対策について、基本的なことからグッズを利用した対策までご紹介しました。新生活では、新しい環境に慣れることで精一杯になりがちです。しかし、防犯対策を怠ってしまうと、取り返しのつかない事態に巻き込まれてしまう可能性もあります。
「自分の身は自分で守る」という意識を持ち、この記事で紹介した防犯対策を参考に、安全で快適な新生活を送りましょう!