過ごしやすい気候で、お出かけにぴったりの秋。都心から少し足を延ばして、秋の恵みを満喫する「フルーツ狩り」に出かけてみませんか?自然に囲まれながら、採れたての新鮮なフルーツを味わえるのは、フルーツ狩りならではの魅力!この記事では「関東エリア」のフルーツ狩りスポットを厳選してご紹介します。
目次
フルーツ狩り前に知っておきたいこと
- 予約は必須?
予約制や入場制限を設けている農園も多いため、行きたいスポットは事前に調べて予約の有無を確認しておくことが必要です。
- 最適な服装は?
動きやすく比較的汚れがついても気にならない服装にしましょう!農園内では高い場所に手を伸ばしたり、土の上を歩いたりすることもあります。また、ジューシーな果実は、果汁が飛び散ることもあるので、注意が必要です。さらに、9月は残暑もありますので帽子や日焼け止め対策も忘れずに行いましょう。
- 持ち物は?
すぐに取り出せるウェットティッシュがあると手や口を拭く時に便利です。新鮮なフルーツを持ち帰りたいと考えている場合は、クーラーボックスや保冷剤を持っていくと傷むのを防いでくれます。
フルーツ狩りのマナー
楽しいフルーツ狩り。誰でも気持ちよく過ごすために、守りたいマナーをいくつかご紹介します。
- 農園の方に指示されたエリアで収穫する: 指定された場所以外は立ち入り禁止の場合がほとんどです。
- 木を傷つけないように優しく収穫する: 無理に引っ張ったりせず、ハサミを使う場合は農園の人に教えてもらった正しい使い方で扱いましょう。
- 試食・飲食は指定された場所で行う: 持ち帰り用のフルーツをその場で食べないようにしましょう。
- ゴミは持ち帰る: 農園にゴミ箱の設置がない場合は、持ち帰るようにしましょう。
- ペット同伴の可否: 農園によって異なるので、事前に確認しましょう。
ぶどう狩り(~10月頃)
秋の味覚の代表格といえば、甘酸っぱくてジューシーな「ぶどう」!一房まるごと頬張れば、口の中に幸せが広がります。日本では約60種類のぶどうが栽培されており、ぶどう狩りは地域、農園によって品種がさまざま違っているのも楽しいポイントです。
1. 埼玉県|宮信観光ぶどう園
園内になっているぶどうの食べ放題プランが魅力の農園です。シャインマスカットや巨峰といった王道の品種を、お腹いっぱい堪能できるでしょう。埼玉県認定のエコファーマーで減農薬などエコな栽培管理も進められています。
2. 神奈川県|FRUIT PARK YOKOHAMA 芝口果樹園
横浜で気軽にフルーツ狩りを楽しむならこちら。ぶどう狩りは8月から9月いっぱいの期間体験することができ、9月はシャインマスカット、シナノスマイルなど約5種類のぶどう狩りが行えます。その他、梨や柿、みかんなど豊富なフルーツ狩りプランが用意されているので、季節を変えて訪れるのもおすすめです。
3. 千葉県|ぶどう狩りのはぎわら農園
種なし巨峰やピオーネの食べ放題ができ、子どもが参加しやすいぶどう狩りです。こちらのぶどう園がある千葉県の長柄町は、水はけの良い土壌と豊富な地下水により、おいしい果物が育ちます。予約がないと入園不可となり、フルーツ狩りへの参加ができないので注意が必要です。
4. 茨城県|岡野果樹園
巨峰の食べ放題プランが魅力の農園です。園内にある大粒の巨峰は、有機質肥料で育ったおいしさが自慢。ペットを連れて入園できるのもうれしいポイントです。また、販売コーナーでは、シャインマスカットやナガノパープル、クイーンニーナなどさまざまな品種を購入することもできますよ。
https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000206813/activity/l00004E9B4
梨狩り(~10月頃)
シャリシャリとした食感と、みずみずしい甘さが特徴の「梨」。種類によって味が大きく異なるので、食べ比べできる農園を探してみるのもおすすめです。
5. 群馬県|堀口農園
堀口農園では、昭和29年に創業してからの伝統を受け継ぎ、大切に育てられてきた「里見梨」をいただけます。「里見梨」は、里見八犬伝で有名な里見氏発祥の地の名産品として知られてきました。二十世紀、愛宕、豊水、新雪、王秋など豊富な品種から梨狩りを楽しめます。
https://horiguchi-nouen.sakura.ne.jp/index.html
6. 茨城県|矢口果樹園
矢口果樹園は約60年程続く果樹園で、フルーツ王国と称されるかすみがうら市にある果樹園です。果汁溢れる甘くて新鮮な梨の食べ放題を堪能しましょう!また、梨以外にもシャインマスカット、柿、栗、りんごなど広大な大地を使って、秋の味覚が幅広く栽培されています。
7. 千葉県|小川梨園
梨の生産量日本一を誇る白井市。その梨園の中でも唯一、幸水の梨狩りができることで知られているのが小川農園です。ご贈答用として栽培している梨は大玉で、果汁がたっぷりジューシーなおいしさを味わうことができます。9月以降は、豊水、新高といった品種を楽しめますので、ぜひ家族やお子さま連れで訪れてみてください。
http://ogawa-nashien.com/?page_id=54
キウイフルーツ狩り(10月中旬頃~)
8. 千葉県|オーチャードガーデン・水代果樹園
水代果樹園では、3種類のキウイフルーツ(ヘイワード、ブルーノ、イエローキング)の収穫を楽しめます。そのほか、ぶどう狩りや芋掘りをすることもできます。また、農作物はすべて、超低農薬かつ酵素栽培で作られていて、身体にもおいしいものをと考えて作られていて、栄養の詰まったキウイフルーツをいただけます。BBQスペースも確保されているので、寒くなる前ならフルーツ狩りと一緒に外でのアクティビティを楽しみましょう。
https://maruchiba.jp/spot/detail_12502.html
9. 埼玉県|埼玉県農林公園
公園内で栽培している農産物の収穫体験は、地産地消や食育の推進の1つとして開催されています。キウイフルーツの収穫体験は、11月中旬頃から楽しめる予定です。他にも20種類以上の野菜や8種類の果樹の収穫体験ができる珍しい体験施設です。
http://sainourin.or.jp/nkouen/harvest-2
10. 千葉県|マザー牧場
動物とのふれあいや遊園地などレジャー施設として有名なマザー牧場ですが、実は味覚狩りも体験できます。2,700m²もの広大な敷地の中に、ヘイワード、ブルーノ、アボット、センセーションアップルの4種類のキウイフルーツが植えられています。11月上旬よりもぎ取り体験が始まるので、秋の味覚狩りを体験しに行きましょう。
https://www.motherfarm.co.jp/harvest/detail.php?CN=198693
まとめ
秋の味覚狩りを通して自然と触れ合いながら、とっておきの思い出を作ってみませんか?ぜひ、お好みのフルーツを見つけたら、足を運んでみてくださいね!