恋人との付き合いが長くなり、結婚を意識し始めると「同棲したい」と考える人は多くいらっしゃると思います。
しかし、一緒に暮らし始めるとそれまで気づかなかった嫌なところが見えてきたり、一緒にいる時間が長くなることでストレスが溜まってしまったりすることが原因で破局を迎えるケースもあります。
今回は、円満な同棲生活を成功させるために参考にしていただきたいアドバイスを編集部の経験もふまえご紹介します。

部屋探しはお互いの意見を尊重する

部屋探しの前に、まずはそれぞれ譲れない条件を書き出しましょう。どちらかの希望に偏って決めてしまうと、一緒に暮らしていく中で不満が募り、破局の原因になります。
お互いの意見を尊重し、必ず2人が納得できる部屋に決めましょう。

2人の生活に合った間取りにする

お互いのライフスタイルに合った間取りでないと、一緒に暮らしていてストレスが溜まります。
例えば、起床時間や就寝時間の差が大きかったり、2人ともテレワークが多い場合はそれぞれの部屋があったほうが良いです。

お金について話し合う

お金の管理方法を決めなかったせいで、金銭トラブルになるカップルは多いです。お互いの収入を把握した上で、家賃や生活費を負担する割合を決めましょう。
また、共働きで生活費を折半する前提で家族を増やすことを視野に入れている場合、女性は妊娠、出産の一定期間は仕事を休まざるを得ませんので、通常通りに収入を得ることができません。その場合の費用負担についてどうするかも話しあっておくことをおすすめします。

家事分担を決める

株式会社Albalinkによる「同棲時によくある揉め事」調査によると、同棲時の揉め事に最も多い原因は「家事分担がうまくいかない」ことということがわかりました。
出典:【同棲時によくある揉め事&解決策のランキング】男女500人アンケート調査

家事の負担がどちらか一方に偏ると、不公平に感じ不満が溜まります。
また、「気づいた人がやる」「やれる人がやる」のようなあいまいなルールは揉め事が起こりやすくなる原因となるため、家事分担を事前に決めておいたほうが良いです。

価値観や生活習慣の違いを理解する

一緒に暮らし始めると、それまで気づかなかった価値観や生活習慣の違いが見えてきます。受け入れられることは受け入れ、直してほしいことは正直に伝えましょう。
また、相手から直してほしいと言われたことは直す努力をしましょう。
2人が心地よく過ごすためにお互いを思いやり、歩み寄ることが大切です。

1人の時間も大切にする

どんなに好きな相手でも、四六時中ずっと一緒にいると疲れてしまいます。時には「1人になりたい」と思うこともあるでしょう。
「夕食後2時間は自由時間にする」「土日の休日のうちどちらかは1人で出かける」など、1人で過ごす時間を作りましょう。
1人時間を持つことで、2人で過ごす時間がより一層充実し、いい関係を保つことができますよ。

まとめ

2人暮らしの新生活を始める前に参考にしていただきたいアドバイスについてご紹介しました。
これから同棲を考えているカップルは、ぜひ参考にしてみてください。